アニメ版『悪魔くん』 ６話感想

第６話『なぜ、古代魔法界の英雄が!?』

　真吾のヒロイン度　　 ★★★★☆
　２世の万能度　　　 ★★★★☆
　２世のデレ度　　 ★★★☆☆
　真吾と２世のコンビネーション度　　★★★★☆



　※画像はすべてクリックで拡大表示できます
 

※腐的コメは無い（つもり）です
※ネタバレあり注意

 

 

★5話までのストーリー ★
　12使徒の一人妖虎と出会うことが出来た悪魔くん。契約こそ交わしていないが、また戻ってきてくれるという約束を交わすことはできた。残る12使徒は二人。果たして残りの12使徒はどこにいるのか？

☆ 6話ストーリー ☆
　遠足に来ていた真吾達。しかし悪魔カーによって遊園地が襲われ、みんなピラミッドの中へ閉じこめられてしまう。悪魔くんの血を欲しがるツタンガーメンのワナにはまってしまった真吾。頼りのメフィスト２世までやられてしまい絶体絶命。しかし殺される直前シルクハットに自分の魂を移していたメフィストが助けに入る。
　真吾達のしらない裏側で動く悪魔達の不穏な動きが見え隠れし始める。

◆ 感想 ◆

　楽しいはずの遠足の朝。張り切る百目とは反対に、デス（死神）・タワー（塔）という不吉なことを連想させるカードが出たことに不安を覚える真吾。

　みんなが出かける間際、真吾の家を訪れた２世。

　２世「おい、そんな格好してどこ行くんだよ？」

　カードのことが気になって仕方がない真吾は、
　お弁当をあげることを条件に遠足に着いてきて欲しいと２世を誘う

　２世「忙しいんだけどなー。ま、行ってやるか」
　とりあえず素直に行くとは言えない男デス。

　一方兄の心配を知ってか知らずか……

　えっちゃんは２世のことが気になって仕方がない様子ｗｗ
　お弁当にカップラーメンとお湯入り水筒を渡す妻っぷりデス（笑）
　控えめに「おにいちゃん……」と声を掛けるところがちょっと可愛
　いｗｗ
　
　遊園地に着いてからも一人上の空の真吾。それぞれ行きたいところが分かれたため、自由行動をとることになった真吾と百目はゴーカート乗り場へ。
　というか２世が既にラーメンを温めてるんですけど、12時にまた集合ってことはお昼までは大分時間ありますよね……。
　一方真吾達の様子を伺う不振な影が……。
　実は敵であることは確からしいこいつらがガハハ３人組。真吾の後を追おうとするが、変わった見た目のため子供達に寄ってこられるも不人気の様子ｗｗ

　そんな中突然天気が怪しくなり突風が吹き始める。いざ食べようとしていたラーメンをさらわれ怒り心頭のメフィスト２世。
　でもシルクハットを守ってラーメン落としたあたりが２世らしいといえば２世らしくてすきです。
　空から降ってくる謎の液体を避けるため一時的に避難し助かった真吾と百目。気がつくと２万人も居たはずの人々の姿が消えていた。

真吾「おかしい、絶対おかしい！ ってことはだいたい悪魔の仕業だ！」

　真吾ってバカでは無いんだけど、この子時々考え方がずれてる気がするｗｗ
　「だいたい悪魔の仕業」ってお前……

　一方……
２世「どこのどいつかしらねぇが俺を怒らせたら怖いぞ！ ラーメンの恨みは恐ろしいんだから！」

　主人が主人なら使徒も使徒か……ｗｗ
　２世が怖いのかラーメンの恨みが怖いのかどっちだよｗｗ

　そんな２世はいつの間にか巨大なピラミッドが遊園地内に出来ていることに気がつく。その中にはいなくなった人たちが閉じこめられていた。すぐさま悪魔くんに知らせに行く２世。
　ピラミッドの近くまで来たとき突然姿を現したエジプトの魔神カー。粘着性の高い液体を吐き出し突然悪魔くんへ攻撃をしかけるが「マントだ！」と２世に言われとっさにマントで自分を被い助かった。

　
　うーん、さすがメフィスト家の魔法の風呂敷
　
　すごいなぁｗｗ



　そうこうしているうちにやられてしまう百目

　真吾「メフィスト２世。あいつを倒してくれ」

　し、真吾さん……もう少しあんたが何かしてから頼みましょうよ。


　それでも「よーし！」といってやってくれるのが２世のいいことろ！

　２世の大技「魔力角電撃！」
　わたしすごいこの技初めから使えたイメージがあったのですが、
　このときがはつたいけんたらしいです。

　初めて使った大技に角が痛み出す２世。
　ヨナルデパズトーリと一緒に来ていたピクシーがすかさず「ピーポーピーポー」と薬を担いで駆けつけてくれます。超可愛い(*´∀｀*)゛
　しかし、２世の努力もむなしく体が飛び散ったことによりそこから大量に分裂再生してしまったカー。カーの攻撃によりヨナルデと赤ピクシーもやられてしまう。青ピクシーはちゃっかり２世の懐にｗｗ

　再び攻撃されお互いマントで壁を作ってガードする悪魔君と２世

　このとき身を守りながら攻撃を受けるマントの中で会話をする２人
　が異様にかっこよいです！(*´∀｀*人)゛


２世「いったん退却だ！　乗れ!!」

　なんか２世がすごく仲間っぽくなってきました。
　アニメとしてこの話は１回目の山場的な話になると思います。最後まで２世と真吾の２人だけが残るあたりは、おそらく制作者側が意図的にやっていることでしょうね。お互い同じようにマントで身を守ったり乗れと言われて２世に乗って体制を立て直したりと、割とコンピネーション的部分での信頼度の高まりも伺える回だと思います。

　やっとのことで逃げ込んだピラミッドの中。先を立って歩いてくれる２世がかっこいい!!（もういいよ）
　しかし２人がピラミッドに入ったのは、初めからそうし向けられていたことだった。カーによって２世のみが狙われやられてしまう。頼りの２世を失い１人になり恐怖におびえながらもカーを睨みつける真吾。
　しかし何故か攻撃をしてこないカー。その時、突然動き出すツタンガーメンのミイラ。ツタンガーメンは１万年後に現れる悪魔くんの存在を予言していた。再びよみがえり世界の王になることを願うツタンガーメン。すべてがワナだったことを証し蘇りには悪魔くんの血が必要だと真吾を生け贄台に縛り付けてしまう。

　結構前から気づいてましたけど、真吾ってヒロイン要素強いですよね。
　メシアなのにｗｗ

　ナイフを振り下ろそうとするのを必死で止める青ピクシー。しかしどんなにがんばっても両手をふさがれているためソロモンの笛を吹くことができず絶体絶命の真吾。
　……ていうかこのシーンで使われるナイフのデザインがまぢグロすぎる。子供向けアニメでこんなの嫌だｗｗ

　青ピクシーにソロモンの笛を口に突っ込まれ、メロディーを奏でられなくとも、なんとか音を出す。その音に反応するかのように転がっていた２世のシルクハットが動き出す。宙を飛び不思議なメロディーを奏でる２世のシルクハット。そのメロディーに突然怯え出すカーとツタンガーメン。

２世「これは死者を霊界へ追い返す“死でのメロディー”だぜ！」

　やられる寸前、自分の魂をシルクハットへ移していた２世は肉体はやられてしまったものの無事だった。
　死でのメロディーを聴かされカーは消え、ツタンガーメンは元の棺へと帰り無事倒すことが出来た。

　動けるようになってどちらともなく歩み寄り手を取り合う２人。
　うむうむ。２世自信だいぶ12使徒だという意識が出てきたのでし
　ょうか。それとも今はまだ悪魔くんを友達だと認めたからこその
　行動なのか？
　それは定かではありませんが、とりあえずいいコンビになりつつ
　あるようです。
　


　ということで今回はここまで！
　新しい12使徒は出てきませんが、２人がステップアップする大切なお話でした。
　っていうかそもそもどうやってシルクハットから“死でのメロディー”を出したんだとか、２世の能力万能過ぎるだろとか突っ込みどころが多い回でもありますが、そこは突っ込んじゃいけないんだろうなぁ……。
　とりあえず悪魔くんって、ぶっちゃけ言っちゃうと前半は２世さえいりゃほとんど問題ないと思うｗｗ
　寧ろ真吾もいらねぇんじゃないかっていう……
　でもやっぱりこの話好きです。
　だって２世が自分から「やったな！」って真吾の手を握るんですよ！　今までだったらあり得ないことですよ!!（落ち着け）

　あ、っていうか今回イラストの枚数が多かったので、後に行くほど雑になっていてすいません。最後のとかカメラワーク的にも模写しづらくて思いっきり自分絵でごめんなさい。しかもテキトーｗｗ

　それでは、まただらだらとした長文にお付き合いくださりありがとうございました！
　よろしければ７話感想を見てやってください。