★ 2話までのストーリー ★
12使徒である8人の悪魔達と協力して卒業試験に受かった悪魔くん。見えない学校を卒業しソロモンの笛も手にすることができた。メフィスト2世を覗く7人の悪魔と無事契約を交わし、残り4人の使徒を捜すことを決意する。
☆ 3話ストーリー ☆
残り4人の使徒が気になる悪魔くんは、得意のタロット占いで未来を占う。『待ち人来たる(フール)、西より(スムーン)、小さな家に住む(エムブレス)、巨人(チャリオット)』という4枚のカードの示す意味に首をかしげる。ちょうどそのころ、インドから帰ってきたキリヒコくんのパパに異変が起こっていた。悪魔である像人が取り憑いていることに気がついた悪魔くんは何とかキリヒトくんのパパを救出しようと奮闘する。同時に、突然動き出した歯痛殿下。悪魔くんは歯痛殿下を封印し、第9使徒像人と契約を交わす。
◇ 新たな仲間 ◇
・第9使徒 像人
◆ 感想 ◆
まず3話に関しては、複線がすばらしく上手いなぁという感想を抱きました。作品冒頭で真吾が出したタロット占いのキーワード、『待ち人来たる(フール)、西より(スムーン)、小さな家に住む(エムブレス)、巨人(チャリオット)』。悪魔くんのおもしろさとしてはやはり毎回ある真吾のタロット占いです。なかなか細かな設定が決まっているようで、一緒にそのカードの意味を先読みして考えてみるのも楽しみ方の一つでしょう。
今回のカードのネタバレをすると、
待ち人来たる=12使徒現る
西より=インド
小さな家に住む=壺(3千年間封印されていた)
巨人=像人(象のように体の大きな悪魔)
となるわけです。「小さな家に住む巨人」というのがなんとも秀逸だなと感心してしまうww
さて、すっかり家族の一員になっている百目。納豆を混ぜるのが楽しいのか体がべたべたになるほど巻きまくる百目を優しく笑う埋れ木家の一同。
な……なんて寛大な家族なんだ!!
さすがに体に納豆巻き付けてたら普通怒るだろww それでも百目が家族に受け入れられたことに真吾は安心した様子。
そのまま学校へ向かおうとする真吾に声を掛ける母とエツ子(妹)。「朝ご飯は?」「それより歯磨いたの?」と聞かれ「今日は朝当番だからどっちもパース!」と言って家を飛び出す。
いやいやいや。真吾さん、せめて歯は磨いてください。
学校へ着きさっそく朝当番をサボって見えない学校のことを話す真吾に、「さすが悪魔くんだ!」と尊敬の言葉を口にする貧太。
ぅ~ん、ちょっと彼は何でもかんでも素直に信じすぎだろ。おそらくここはとりあえず疑うのが普通の人の反応だと思う(笑)
学校でキリヒトの話を聞きお父さんのことがきになった真吾は、キリヒトのパパが遺跡調査で発見した壺の写真を借りる。
そのころ動き出した歯痛殿下は歯痛菌を街中にばらまくが、壺に書かれた古代文字を一晩中調べていた真吾は、歯痛菌には取り憑かれずにすんだ。朝起きるとそこら中歯痛にかかった人々があふれ、謎の地震が起こるようになっていた。地震の原因が、悪魔が取り憑き尚かつ歯痛で暴れているキリヒトのパパであることを知った真吾はメフィスト2世を呼び出す。
歯痛殿下と歯痛菌ってとりあえず気持ち悪いですよねww 歯痛菌とか骸骨みたいな見た目で、人の口の中に入っていくってグロテスクすぎるわ(引) ていうかキリヒト君のパパが地震の原因だと判ったのはいいが、人ん家の木に登るなよ真吾ww しかもつかまり方がすごい可愛いってどういうことだ!(笑)
そしてここで出るのがドSメシアの悪魔の一言。
真「このままでは街がつぶれてしまう。メフィスと2世に急いで本物の壺を取ってこさせよう!」
せっかく読んだメフィスト2世は親父とラーメンタイムでした。
2世「親父、やっぱりラーメンは死神屋に限るな」
親父「出前が遅いのが玉に瑕じゃ」
真吾「もう、ラーメンなんて食べてる場合じゃないよ」
うーん、この案外緩い感じの親子と真吾のやりとりって結構可愛いですよね。好きです。
メフィスト親子を呼び出した真吾は、キリヒトの父に像人が取り憑き歯痛で暴れていることを説明する。
真吾「だから、空を飛べる君にインドへ行ってこの壺を取ってきて欲しいんだ!」
また何とも活き活きと言う真吾。悪魔はお前か。
メフィストは逃げだし、当然断ろうとする2世に「君とは友達になったはずだ」と詰め寄る。2世は「勝手に決めるな!」と言い返すが、無理にでも契約を結ぼうと真吾はソロモンの笛を吹く。
ト…モ…ダ…チ…?
ソロモンの笛で苦しめられた2世は悪魔くんとの契約を承諾する。
明らかな脅迫である。
ト…モ…ダ…チ…?
……大事な使徒との契約がこれでいいのだろうか?(汗)
なんとか壺を取ってきたメフィストのおかげで、キリヒトのパパから像人を抜け出させることに成功するが、歯痛で暴れた像人はそのままキリヒトの家を飛び出してしまう。あわてて追いかける悪魔くんと2世。2世の万能ドリルで像人に取り憑いていた歯痛菌を取り出すが、今度は歯痛殿下へ怒り狂う像人はまたも2人の前から姿を消してしまう。
追いかけようとする真吾を置いて2世は帰ってしまうが、真吾は1人歯痛殿下を探しに向かう。
すいません、模写はしてないんですがこの回は記念すべき真吾がメフィスト2世の背中に初乗りする回なんです!!(笑) 2世が普通に真吾を背中に乗せて飛んでくれるんですよね。なんかもう可愛いしかっこいいし……こうい部分で少しずつ2世が心を許していくのが見えるのかなーとww
ようやく歯痛殿下を見つけるが、歯痛菌に追いかけられる真吾。
倒れた囲いの下に隠れた真吾を踏みつけていく歯痛菌(笑)
このときの真吾の表情がすごく好きです。
滅多にみれないような顔をしていてすごく可愛いんですよね
(そればっか;)
そして結局見つかってしまう真吾。
しかしやはり2世はただのツンデレでした。
ちゃんと様子を伺っていた2世は「しょうがねぇな」と言いつつ間一髪のところで真吾を救出してくれます。その救出方法がまたかっこいい。歯痛菌に囲まれた真吾をさっそうと現れ引き上げてくれます。
そして思わず笑ってしまうのは降ろすときですよね! なんかものすっごいゆっくりなの! 2世のことだから1メートルとか上から投げ捨てても良さそうなものをものすごいゆっくり足が着地するまで手をつかんでてくれる優しさ。マジかっこよすぎるww
追いかけてきた歯痛菌をメフィスト2世に任せる真吾。
そしてメフィスト2世の“魔力○○○○!”万能伝説はここから始まる……
魔力角砂糖コロリン!
角砂糖って……
コロリンって……
お前のそれはどんだけなんだww
一方歯痛殿下を倒しに向かった悪魔くんは、幽子を呼び出す。
幽子の照魔境で歯痛殿下を倒そうとするが、寝ているフリで囮になろうとしてうっかり本当に寝てしまう幽子。
この辺が幽子の可愛くて憎めないところですよねww
しかし最後はちゃんと役に立つのが幽子ちゃん。
幽子の照魔境って結構すごいと思う。
っていうかこれだけ手抜きですみません。
べつに幽子だからとかではないんですけど……歯痛殿下がめんどくさくて;;
歯痛殿下も封じ無事像人も12使徒の仲間となり一件落着。
残りの12使徒は3人です。
今回はイラストが少なかった分少し細かく書いてみました。
長文読んで頂いてありがとうございました。
続きもモリモリ書いて行きたいと思います。またみて頂ける方はしばらくお待ちください。
ありがとうございました!
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