★4話までのストーリー ★
人間界にも慣れた百目は人間の学校へ行きたいと言い出した。一方、その頃こうもり猫は悪魔くんのソロモンの笛を奪ってしまおうと目論み百目までもを騙して利用する。しかしこうもり猫の悪巧みはバレ、結果的に悪魔くんに助けられることに。百目の熱意を知った真吾は百目が学校へ通うことを許す。新たな12使徒も未だ見つからず、残りの12使徒は3名のまま。
☆ 5話ストーリー ☆
ようやく漫画の連載の仕事を受けることができた真吾の父。その帰り道に少女からお酒を買うが、泥酔し街で暴れてしまう。気がつけば街中の大人達に異変が起こっていた。おかしいと感じ始めた真吾と同じ頃、人間界に来ていたメフィスト2世は、泥酔する大人達が皆同じ酒瓶を持っていることに気づく。一人の老人が酒を買い、直後苦しみ出すところに遭遇した2世はいよいよただごとではないと察し真吾へ知らせに向かう。事情を把握した真吾は悪魔カルマの仕業であることに気がつく。それを知り怒り狂った老人は妖虎の姿に変身しカルマを倒しに向かう。またも悪魔くんの頭脳戦が役にたちカルマを倒すことに成功する。真吾が悪魔くんであり自分が12使徒の一人であることを知っていた妖虎は大切な夢があると言い残し、必ず戻ってきて契約を結ぶことを約束し再び去って行く。
◆ 感想 ◆
今回も頭で悪魔くんがタロット占いをしています。結果は……
『酒(テンパランス=節制)、色の変化(マジシャン=魔術師)、虎(ストレングス=力)』
さて、占い結果に頭をひねる真吾を呼びに来た百目と一緒に居間へ行くと、そこにはいつ来たのかインスタントラーメンを食べるメフィスト2世の姿が。「じゃましてるぜ」はまぁいいとして人んちのもん勝手に食うなww
「これはぼくと悪魔くんの分だもん!」と言いつつも、残りの一つを真吾へ譲ったり分けっこしたりする気はさらさらないんだね、百目。
そこへ一本の電話が……
酒で酔っぱらった父を迎えに行く真吾
っていうか子供が電柱に登るのは普通に止めろよ
おまわりさんもいんだから大人が行け
電柱の上で暴れる父。つかんだズボンが脱げバランスを崩した真吾は
足だけで電柱につかまりずり落ちていく
なんて器用な……
「やんなっちゃうなぁ、もう……」がスゲー可愛いww
翌日街中の大人達に異変が。
そしてこれだ!!
久しぶりの連載の仕事をもらった父、茂(しげる)
なんだか原稿には悪魔くんと2世っぽい絵が……
っていうか「ろうぜき者!!」って……(笑)
とうさん、どんなマンガ描いてんすかww
一方ママさんのラーメンを食べに来た2世は大人達の異変に気がつく。
思うんですけど、2世ってやっぱり根っこはいい子ですよね。自分に関係ないことは興味ありませんって感じではあるけど、悪いことは悪いっていう意識はちゃんと持ってる。12使徒になってそういう部分の意識があがっていくのもあるんだろうけど。ほら、ちゃんと真吾を助けてくれるところとかやっぱりお人好しなんだなって思うんです(うん、わかったから黙れ)
少女から酒を買っている老人が。その手にはおかしくなった大人達が持っているのと同じ酒瓶。老人に酒を売り立ち去る少女に影がないことに気づき怪しむ2世。酒瓶から出た煙を吸い込み苦しみ出した老人のこと真吾へ伝えるため2世は学校へ。
もうこの辺から関係性の変化は現れ始めますね。何かあったらとりあえず悪魔くんである真吾へという意識が現れています。うん、主従関係ってものが判ってきたんだな!(違)
しかし窓の外でふわふわ浮いてんなよ。普通に見られるよΣ(*´Å`*)゛
悪魔くんたちが来たのを家の中から覗き「あの子は!」と真吾の姿に驚く老人。
ふむふむ、なにやら意味深ですよ。
一連の事件が悪魔“カルマ”の仕業であることに気づいた真吾。それを知り怒り狂った老人は虎の体へ姿を変え、飛び出していく。
老人の正体は12使徒の一人妖虎だった訳です。タロット占いの通りですね。
でも妖虎って人間の姿の時はすごく優しくて穏和な感じなのに、意外と怒りっぽいんですね。
真吾「追うんだ、メフィスト2世!」
2世「俺はもういいだろ」
お前はどんだけツンデレなんだ(笑) 最終的に戻ってくんなら初めから素直に助けてくれりゃーいいのにww
一度は離れた2世ですが、分裂して大量に発生したカルマの異様さにちゃんと戻ってきてくれます。間一髪のところでどこからか飛んできたシルクハットが的の攻撃を防いでくれるなんてなんともオーソドックスな登場シーンですが、やっぱり素敵すぎるww
真吾「メフィスト2世、やっぱり来てくれたんだね」
真吾はこの素直な可愛さがたまらないですね。このひとことがあるからメフィのツンデレも許されるww
2世「へっ、あのままじゃママさんの手づくりラーメンが食べられそうにないからさ」
くそう。へっ! とか言って偉そうなのに何でかっこいいんだコイツ。
真吾先生の科学教室(*・∀・*)゛
危ないところで登場の果獣。その体の中には悪魔くんに言われて大量に
持ってきた鉄の粉としめったオガクズが
真吾「あの中には鉄の粉としめったオガクズが入れてあるんだ。二つが
接触すると鉄が錆びて熱を出すんだ。ヌクヌクカイロとおんなじさ!」
あの中って……そんなモノみたいなww
体が気体のカルマは結局熱せられたことで燃えて消えてしまいます。
ようやく落ち着き、妖虎へ12使徒としての契約を結ぶようお願いする悪魔くん。
しかしそれを断る妖虎。
理由は人間界の究極の酒をまだ飲んでいないから……
って、自分の12使徒の運命まで知っていてそんな理由が許され
るのか!?Σ(*°Д°*)
しかし、必ず戻って契約するという約束で旅をつづけることを承諾する悪魔くん。
こ、心が広すぎる……ww
一件落着し、ようやくラーメンにありつける気でいた2世たち。
しかし、酔っぱらって仕事をしていなかった茂のマンガ原稿を
仕上げるため、一緒に作業をさえられる羽目にww
2世まで一緒になってやってるのがいいですよねww
←3人そろってこんな顔するのは珍しいので、大好きな1枚ですv
ということで確認は取れたもののアル中妖虎は究極の酒探しの旅に行ってしまわれました。
未契約の12使徒は3人のママですが、探さなければならない残りの12使徒は遂に2人です。そろそろいろんなことが動き出して作品全体がおもしろくなってきます。次の6話はある意味最初の山場的なお話だと思います。超かっこよくて超おもいろいです!
よろしければ5話感想もまた読んでみてください。
それでは、駄文失礼しました。
長文お付き合いくださりありがとうございました!
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