おじさんは2度来る！

もう１、２週間ほど前の話ですが、寮付近の道を歩いていたら突然声をかけられました。
見ると横にはチャリに乗った知らないおじさんが。
瞬間思い出したのは少し前に寮の子達が話していた戻ってくるおじさんの話。
ちょうど寮の子が寮母さんに話してるところに出くわしたのですが、なんでもチャリに乗って声をかけてきて、質問に答えると一度は行ってしまうがしばらくすると引き返してまた話しかけてくるらしい。寮の中ではそのおじさんに出くわした子が何人もいるらしいという話な訳です。
で、おじさんは私に尋ねます。

「田端ってどっちの方ですか？」

田端!?
なんでそんなにアバウトなんだ……どう答えりゃいいんだよｗｗ
「ぇ……あっちの方？」
と適当に指を指すと「ありがとうございます」と一言残しチャリをギコギコいわせながら去って行きました。
っていうか田端ってあまりにも質問がアバウト過ぎだし私のあんな答えで満足して去って行く時点で明らかに不審人物ですよ(苦笑)
おじさんが去った後歩きながら「まさか今のが例の“チャリに乗った戻ってくるおじさん”じゃないよな……」と思っていると背後からギコ……ギコ……というあの不快音が……ｗｗ
その音が通り過ぎようとするとき、

「すいません」

戻ってきたぁ――→!!??Σ(*ﾟДﾟ*)゛

心の中では「この人か!!」とビビリつつも大爆笑してました(お前)
２度目の質問は「西日暮里ってどこですか？」でした。
田端はもう良いんですか？　っていうか西日暮里はさぁ、おじさんよ……
「ぇ、西日暮里!?　 え、どこっていうか……ここが西日暮里なんだけど」
「ぁ、駅はどこですか？」
「……西日暮里駅ですか？　それならあっちですけど」
と指を指すと再び「ありがとうございます」と一言残し、私が指さした方とは全く別の方向に走り去って行きました。
何でだよ!!　今あっちって行ったじゃん！　なんで逆方向に去っていくんだよ!!
と心の中ではツッコミまくり。とりあえず寮はもうすぐ近くだったのですぐ部屋に帰っちゃいましたけど。

あのおじさんは私がみる限りあれですね。ただたんに女の子と話したいだけなんじゃないですか？(笑)

明日にはもうここにはいないので言っちゃいますけどこの愉快なおじさんが現れるのは西日暮里です。
西日暮里に住んでる女の子は気をつけてね！
たぶん害は無いと思うけど魔が差すってこともあるだろうから(笑)